引き寄せの法則でも、自己啓発でも、色々な場面で
「感謝が大事」と言います。
科学的にもスピリチュアル的にも良いとされてますし、実際そうでしょう。
確かに「感謝できることを探す」ことは大事と思うんです。そうしないと忘れるから。良い引き寄せも人生も起こらないんですね。
小さなことでも、感謝ノートをつけたり、色々思い返してみたり。これは効果あるし、やったほうが良いです。
ただ、、、どうしても感謝できないことってありますよね。
例えば、悪口を言われたり、言いがかりをつけられたり。
今でいうと「毒親」だったり、色々あると思うんです。
そういうことでも、感謝しなさい、許しなさい、と言う人もいます。が、それには反対です。大反対なのです。
その理由と、どうすればいいかを書いていきますね。
もくじ
無理に感謝しなくていい理由とは?
自然に湧き上がる感情。それが怒りや悲しみなど、ネガティブなものでも、無理やりポジティブに考えたり、否定したりはしない方がいいです。
「こんなことで怒っちゃいけない」とか
「私はネガティブなんだろうか」とか
そういうことも気にしなくていいです。
私も実はめちゃくちゃ短気ですから笑
私以上に短気な人はそういません、てくらいに。
自然に出る感情を否定すると、自己肯定感が下がります。あなた自身を否定することになるので。
そして、無理やり感じないように、押さえつけたりしても、無くなる訳ではありません。潜在意識に蓄積されます。
そうすると、望まない引き寄せも起きるし、
いつか溜まった感情も爆発し、あるいは病気になったり、
うつ病になったり、場合によっては犯罪を犯したり。。。
繰り返しますが、ポイントは
「自然に出る感情は否定したり、押さえつけたりしないこと」
自然にポジティブに考えられたり、別に全然気にならないのならそれで良いんですよ。
ただ、そうでない場合は、まず認めましょう。怒りなのか、殺意なのか、絶望なのか。あるいは悲しみ、恐怖。。。
感謝できない、許せない、気に入らない。
そんな感情になってるのをまずは認めて、でもそれで構わないんだ、と考えてください。
感情は感じきれば消滅する
自然に出る感情は感じきれば消滅します。
ガソリンのようなものですね。
押さえつけず、否定せず。ちゃんと今の気持ち・感情を認め、「吐き出す」ことで解消します。
小さな感謝や成功体験、自分褒めはやってほしいですが、今ネガティブな気持ちが強いなら、そこからやるのが良いでしょうね。私の体験からもね。
具体的な方法としてはいくつかありますが、私がおすすめするのは「紙に書く」こと。
なんでも「書く」のはおすすめで、脳内で整理してくれたり潜在意識の浄化、感情デトックスなどの効果が科学的にも認められています。
ノート3ページくらいに、今どんな気持ちか、何を考えているか、感じてるか、思ってるか。
とにかくありのまま、心のままに、遠慮なしに書いていくんです。
書いたものは捨てます。なので本当に思った通りでいいんです。「誰々をぶち殺す」とか「あいつはゴミクズ以下だ!」でもいいです。
ポジティブや感謝が自然と出てきたら、それもOK。とにかくネガティブであれ、ポジティブであれ、思ってることをどんどん、吐き出す感じです。
形式や文字数などはこだわらなくていいし、なかなか最初は「何を書いていいか出てこない」のでしたら、
「う〜ん、なんだろ、何を書こうか」とかでもいいです。
「今日はあったかいな」「部屋が汚れてきたな、掃除しようかな」とか、本当になんでもいいんです。
だんだん、出てきますから。
毎日でもいいですし、時々でもいいです。最初は毎日やってみると良いかもしれません。
感じてるだけでもOK
このようなメソッドって他にもありますが、
・手軽でやりやすく
・効果も実感できる
ことから紹介させていただきました。
ただ、本質的なメソッドなので「即効性」は感じにくいかもしれません。やった後は、なんとなく「最初よりは若干、気分がいいかな」くらいでもOKです。
続けていくと、徐々にですが本質的に変わります。
あるいは口に出して言ったり(場所や状況には注意ですが)
ただ「感じているだけ」でもいいんです。
それ自体が一種の自然治癒ですから。
余談ですが、、、稀に人が多いところで、比較的大きな声で独り言を言ってる人がいます。
抑圧して溜まりすぎた「感情」が抑えきれなくなり、勝手に溢れ出ちゃってるのでしょうね・・・
コップに水を入れて、あふれるように。
私が以前、満員電車で通勤してたとき。
「仕事行きたくないな〜。仕事やめようかな〜。やりたくないな〜」などと周りに聞こえる声で連呼してた人がいました。パッと見た目は普通のサラリーマンでした。
私も抑圧しすぎてうつ病になったり、怒鳴ったり、ものを壊したり、とそういう時期もありました。
なのでね、体と心の健康のためにも。
幸せであなたらしい人生のためにも。
望む引き寄せのためにも。
否定せず、押さえ込まず。まず出していきましょう。
その後に小さな感謝や喜びを探していけばいいですからね。