小池です
腸内環境を改善するために、発酵食品を摂るとかそんな情報はよく見かけます。
間違いではありませんが、その前に大事なことがあります。
多くの人は、腸内環境を悪化させることを知らず知らずのうちにやっています。
アクセルとブレーキを同時に踏むようなものですから、効率が悪いんですね。
今の日本は身近に危険なものが溢れてます。何を摂るかよりも、何を避けるかが大事です。
今回は身近に潜む腸内環境を悪化させるものを解説します。
これを知り、避けるだけで、あなたの腸内環境もグッと向上しますよ。
もくじ
腸内環境を悪化させるもの1・グルテン
グルテンとは麦(小麦、大麦、ライ麦など)に含まれるタンパク質です。
グルテン過敏の人は20~50%いるとされ、
2013年のグルテンサミットでは、ファサーノ教授は
「人類はグルテンを消化できない」とまで仰っています。
これがどう悪いのか簡単に説明すると、
腸壁にグルテンがへばりつき、べりっと剥がして、穴を開けてしまうのです。
恐ろしいですね・・・
(ちなみに語源はラテン語のglue(グルー)で、接着剤の意味。)
そこから、処理されなかった毒物が全身に回るという事態になります。
小麦を使うパン、パスタなどは考えましょう。
腸内環境を悪化させるもの2・抗生物質
2008年の実験では、たった一回の抗生物質使用で腸内細菌の3分の一が死に、しかも半年経ってもそのダメージは回復しなかったとのこと。
また抗生物質をたくさん使った人ほど、ガンになりやすい統計もあります。
ただ、ここ数年は世界でも減らす方向ですし、日本でも以前より少なくなってはきています。もちろん状態や病状にもよりますし、医者によっても意見が分かれるところではありますが、むやみやたらに使うのは避け、よく考えた方が良いでしょう。
腸内環境を悪化させるもの3・添加物や人工甘味料
日本で認可されてる添加物の種類は世界一で、アメリカの10倍です。あらゆる食品(加工されたもの)に含まれてるので、健康を謳ってるものでも確認してください。アスパルテーム、スクラロースあたりはかなりヤバいのに、よく使われてるので特に注意です。
腸内環境を悪化させるもの4・砂糖
改めて説明の必要はないですね笑
加工されたものはよく使われてるので、添加物と同様、ちゃんと成分表をチェックです。
腸内環境を悪化させるもの5・悪い油
油(脂)は健康上必須ですが、悪いものもあります。
- 酸化した油
- トランス脂肪酸(マーガリンやショートニングなど)
- オメガ6過剰
- サラダ油やコーン油など
これらは腸内環境を悪化させ、肥満や病気の元になります。
揚げ物、店屋物、店で売ってるパンやお菓子が多いと、あっという間に腸内環境はボロボロに・・・
店で売ってるパンやお菓子などは、
グルテン、砂糖、悪い油、おまけに血糖値も急上昇と、もう大変ですね。。。
油について詳しくはこちらで説明してます。
ダイエットできる脂質・太る脂質
腸内環境を悪化させるもの6・遅延性フードアレルギー
フードアレルギーは即時性と遅延性があります。遅延性は気づきにくいので、日常的に食べてることも・・・
腸内環境だけというより、免疫がバグを起こし、アレルギーや自己免疫疾患を起こします。
気になる方は、一度調べてもいいかもしれません。
腸内環境を悪化させるもの7・抗菌・殺菌グッズ
これも自分を守る菌まで殺してしまうので注意が必要です。「トリクロサン」「トリクロカルバン」が入ったものは危ないです。石鹸やシャンプー、クリームや化粧品など肌に触れるものは、成分をよく確認しましょう。
腸内環境を悪化させるもの8・その他(水や空気)
悪い水や空気も腸内細菌を殺してしまいます。
水道水の塩素やフッ素は良くないです。空気で言えば、閉め切った空間、アセトアルデヒトなど建築物質、カビも当然良くありません。
まとめ
グルテン、抗生物質、添加物や人工甘味料、砂糖、遅延性フードアレルギー、抗菌・殺菌グッズ、悪い水や空気・・・
と、身近に腸内環境を悪化させ、免疫力を激減させるものは多いのです。
普段食べてるものや、身に付けるもの、肌に触れるものを見直し、変えることしか解決法はありません。
が、「毒」をしっかり認識し、避けることができれば、それだけで腸内環境はググッと良くなります。あれこれ面倒なことをしなくても。身近に毒となるものってかなり多いので、これをきっかけに是非見直してみてください。