強度HSPの小池です、
HSPさんは真面目な方がめちゃくちゃ多いです。とても尊いし、素晴らしいことです。しかし真面目すぎると、あなた自身を苦しくしてしまうこともあります。
そこで今回は、私自身や多くのHSPさんの経験などからも、「こう考えたら、こうしたらもっと楽になるよ」ということをお伝えします。真面目で頑張り屋さんのあなたが少しでも、楽になれば幸いです。
①頑張らない。6割で良い。
私は「頑張る」という言葉が嫌いです。曖昧すぎるし、真面目なHSPさんは意識しなくても、人一倍頑張っているからです。
デフォルトで怠け者の人に「頑張れ」と言うのはまだわかりますが、100%以上頑張っている人に「頑張れ」とは言えないし、私も言われれば苦しくなります。
仕事でもなんでも、6割くらいの力でやり、余力を残すくらいで良いのです。
②人の言うことを聞きすぎない
色々な人が好き勝手言いますが、全てを真に受けないようにしましょう。それが今までお世話になった人でも、権威的なカウンセラーや医者でも、です。
もちろん、相談するのは良いことです。しかし最終判断はあなた自身しかできません。
「あなたはこうした方が良い、こうすべきだ」と言われても、あなたの心がしっくり来なければ、無理に従わない方が良いかもしれません。
③疲れないことを最優先にする
①と似てますが「今日はそんなに疲れてない」ことを目標にすると良いでしょう。と言うのも、HSPさんは真面目で良心的な方が多いので、意識しなくても疲れるくらい頑張っちゃうんです。
なるべく疲れないように、を第一に考えるくらいでちょうど良いです。
④上下優劣、正誤、真偽などジャッジをしない
ジャッジすると、いつになっても、何を達成しても幸福にはなりません。悲しいことに。
人それぞれ、人の数だけ正義や真実があります。名著「人を動かす」にもあるように、殺人犯や麻薬王でさえ、自分が悪いとは思ってないのです。
年収1000万を達成しても、3000万の人がいます。もっと上の人もいます。では年収500万の人は劣ってるのか、不幸なのか?そうではないですよね。たった一つの基準にすぎません。
もう一つは「どうすれば良かったのか、正解だったのか」という思考から離れてみましょう。
例えば、お客さんへの対応で「あれで良かったのか、あまり良くなかったのでは」と引きずってしまったり。
または上司と議論になり「どうするのが正解だったのか」と考えたり、ですね。
しかしコミュニケーションでは絶対的な「正解」や「正しい」ってないんです。1+1=2のような絶対的な正解って存在しません。(私は1+1=∞の考えの方が好きですが、まあこれはどうでもいいです笑)
例えばどんな対応をしても「文句を言う」人もいます。それが目的なのです。
その時その時、ベストと思うことをするしかありませんし、それで良いのです。
⑤辞める、逃げるのもあり
仕事、家庭、夫婦でも恋愛でも何にでも言えることです。辞める、逃げるのもOK。むしろ、積極的にやってもいいかもしれません。
例えば仕事。ずっと同じ会社にいるのが良いとは言えません。ましてブラックだったり、理不尽だったり、パワハラなどがあったり・・・そんな環境なら、すぐ辞めてもいいです。
あなたの体や心を壊してまで、続ける必要はありませんよね。
⑥もっと人に頼る、相談する
HSPさんは人に気を使ってしまい、人を頼ったり相談したりが苦手かもしれません。でも誰しも、一人だけで生きてはいけません。
もちろん相談相手は慎重に選んだ方が良いですが、相談された方も、結構嬉しかったりします。(人に親切にすると、オキシトシンが出るため)
また、医学的にも「孤独は喫煙や肥満より体に悪い」と言われているように、話す相手がいないのは相当キツいことなのです、想像以上に。
身近に話し相手、相談相手がいればベストですし、探すのは良いでしょう。しかしなかなか見つからない、いない場合は、ココナラやタイムチケットなどインターネット上のサービスを利用するのも一つ。
ストレスや不安、辛いことなどを相談するのは、恥ずかしいことでもなんでもありません。カゼを引いたら病院に行くくらいの感覚で、ストレスを感じたらカウンセラーに相談するような国もあります。
話し相手・相談相手は見つけておきたいです。
⑦怒ったり、感情を出したりしてもいい
HSPさんは無用な戦いは好まないと思います。が、時と場合によっては、怒ったりして良いです。(ぶん殴ったりはもちろんダメですが。)
というのも、ずるい人というのは「こいつは反撃しない、言いなりになるな」と思うと、どんどん攻撃してきます。残念ながら、世の中ずるい奴、悪い奴は一定数存在します。
もちろん無理に怒れ、というのではありません。なるべく平和に穏やかにしたいでしょう。
ただ、怒りの感情があるのは、人として自然なことです。押さえつけないようにしましょう。
⑧強気、気楽、余裕がある感じでいく
HSPさんは意識しなくても謙虚で礼儀正しい人がほとんど。なので、あまり「謙虚に、丁寧にやろう」と思いすぎない方が良いです。
若干強気、気楽。そして余裕があるくらいの心持ちでいた方が、脱力して能力を発揮でき、疲れも少ないです。
HSPさんは周りの人の雰囲気の影響を受けやすいです。ピリピリ感や威圧感などを感じるようなところは避け、良い感じで活動できる職場や家庭を持ちたいですね。
まとめ
HSPさんは、真面目な方が多いです。そのぶん疲弊してしまうことも多いです。少しだけ楽に生きるために、8つポイントを述べました。
全部を意識しなくても、一つか二つでも構いません。「これは取り入れたいな、必要だな」と感じることがあれば、取り入れてくださいね。
①頑張らない。6割でいい。
②人の言うことを聞きすぎない
③疲れないことを最優先にする
④上下優劣、正誤、真偽などジャッジをしない
⑤辞める、逃げるのもあり
⑥もっと人に頼る、相談する
⑦怒ったり、感情を出したりしてもいい
⑧強気、気楽、余裕がある感じでいく