【HSPの生き方】すぐに逃げよう、たくさん休もう

昔は我慢や忍耐が美学とされ、仕事を簡単に辞めちゃいけないとか言われてましたね。人に対しても、誰にでも優しくとか、あまり先入観で決めつけちゃいけないとか。

でも時代も変わってるし、ましてや我々HSPは、我慢しない方がいいです。なんとなくでも、根拠がなくてもいいんです。嫌な感じがしたら、離れた方がいいです。

私も色々痛い目にもあってるので言えますが「嫌な感じ」がするとき。その感覚は大事にした方が良いです。「軽やかに」「生きやすくなる」ヒントになればと思います。

嫌な感じがする人には最初から近づかない

あまり関わらない方がいい人が、我々HSPはなんとなくわかります。雰囲気や言葉の端々、行動、経験などからね。嗅ぎつける感覚鋭いですから。

武田友紀さんの書籍にもあるように、HSPの第一印象はなかなかに正確です。これまでを振り返って、最初に「なんか変だ」と感じた人は、後からこじれる。

そんな経験が多い人は、具体的に何かなくても自分からは近づかないことですね。もちろん「最初は嫌な感じだったけど、後から仲良くなってずっと良い関係が続いている」などの経験がある人は、第一印象を疑ってもいいでしょう。

ただ私の経験上「おかしな人」は雰囲気や言葉の端々、ちょっとした行動などに出ます。それで感じるんですね。「人のせいにばかりしそうだな」とか「時間や約束にルーズかもな」とかね。

あまり人を疑いたくはないですし、良い人もいっぱいいます。けど最近は少し前に比べ「おかしな人」が増えた印象は正直あります。(これ、感覚が鋭い人や、ビジネスをしてる人は皆感じてるようです。)時代なのか、住んでるエリアのせいなのか。食事や医療、教育など様々要因はあるのでしょうけども。。。

生きやすくするために、避けることも大事だと知っておいてくださいね。

【参考】人の言うことは聞かなくていい

仕事・ビジネスでも、健康でも人間関係でも。はたまた人生全般でも。アドバイスやダメ出しをされることもありますが、あまり聞かなくてもいいでしょう。

・・・と言うと語弊があるかもしれませんので補足すると「相談する相手も慎重に選ぶ」のが良いと思います。

例えばダイエットのやり方も色々あります。「糖質制限が良い」と言う人もいれば、「糖質制限はしなくていい」と言う人もいます。これどっちが正しいか?どちらも正しいのです。それで成功してる人がいるならば。体質や生活習慣などで、方法論は変わります。万人共通の絶対的な法則は存在しません。もしあるなら、太った人はいないですよね。

このように、同じことを相談しても、それぞれ言うことは違います。だから混乱しちゃうんです。私たちHSPなら尚更ですよね。情報が頭の中でどんどん広がりますから。

ある程度はアドバイスを求めるのも必要。学ぶのもとても大事です。しかし最終的には「あなたの感性」が「心で感じるまま」が良いでしょう。

避けるべき人は

  • 求めてないアドバイスをする人
  • 不安を煽るばかりで解決策をなにも言えない人
  • なにかと否定的な人

ですね。相手がHSPかどうかは関係ありません。HSP同士が相性が良いとも限りませんので。その場やあとで「なんとなく重い感じ」「頭が疲れた感じ」「余韻がよくない」と感じたら極力避けても良いかもしれません。余談ですが「余韻」は大事にするといいですね。人でも、食事でも余韻が良いものは波動も良いです。

悪い環境からも逃げよう

職場や近所付き合い、コミュニティなども。なんかおかしい、合わない、気に入らない。そう感じたらなるべく迅速に離れましょう。HSPは良い人が多いので、いないと悪いと思って付き合っちゃうこと多いと思うんです。でも嫌なことを続ける必要は一切ありませんよ!疲弊しちゃいますからね。

さらに悪いことに、悪い影響も受けだしちゃうんです。脳の構造上で。周りの環境や付き合う人で、あなたの性格や考え方も変わっちゃうんです。

例えばあなたが詐欺の集団に関わってしまったとしましょう。最初は「大丈夫かな、こんなことやっててもいいのかな」と思う。しかし周りの5人、10人は「騙される方が悪い」「俺たちは悪くない」などと言ってると、、、

そう、あなたも「詐欺は悪くない、してもいい」となってきちゃうんです。知ってる人もいるかもしれませんが「ミラーニューロン」ですね。

あるいは、違和感や罪悪感を感じながらやっていても、どこかで「歪み」が必ず出ます。ミスをしたり、裏切られたり・・・

まあこれは極端な例です。が、そのくらい周りからは影響されちゃうんです。HSPでなくてもそうですから。

それよりはあなたの望む世界を探したり、なんならそんなコミュニティを作っても面白いかもしれませんよね。

人より休もう

休むこと、なにもしないこと。ぼーっとすること。罪悪感を感じる必要はありません。我々HSPは、なにも意識しなくても、たくさんの情報を受け取っています。

そのぶん疲労も大きくて当然ですよね。だからいいんです、休んで。

私の経験で言えば、無理しても結局うつ病になり、仕事をやめたり半年間休養をしたりしました。今考えれば食事も悪かったし、私の力不足から問題を招いたこともありました。

ただ、何かが「間違ってるよ」とのメッセージでもあったのでしょう。休み方はその時の気分や状態、個人の好き嫌いで色々ありますが、大事なのは、罪悪感なんて0にして、休みましょう。

1日でも昼と夜があります。1年で考えても、気候など違いますよね。寒い冬もあれば、暑い夏もある。ずっとハイペースで動くことはできません。その時になれば勝手に動きますから、心配はいりませんよ。「ちょっと疲れたかな」と思ったら堂々と休息です。

まとめ

我々HSPは人より感じやすく、疲れやすいもの。そのぶん質の高いこともできるのです。危険察知もできるのでミスも少ない。ただ疲れると力も出せないし、苦しい。「生きづらさ」を感じてしまうものです。

誰がなんと言おうと、あなたの「感覚」を最優先にし、信じてください。場合によっては迅速に逃げる、避ける、諦める。それでいいんです。繰り返しますが、なんとなくでも「つらいな」「なんか嫌だな」とか感じたら、無理せずさっと逃げてくださいね。

ではまた!

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