小池です、
わかっちゃいるけど食べすぎてしまう。お菓子、パン、ピザ、アイス、ラーメン・・・
しかし、意志が弱いわけでも、根性がないわけでもありません。致し方ない原因・理由があるんです。これから述べる状態の時は、無理にダイエットしようとしてはいけません。根性とか気持ちの問題ではないですからね。
状態を整えてからの方が、無駄なくスムーズに食事管理もダイエットもできます。ぜひ参考にしてください。
もくじ
食べ過ぎる原因①ストレス
ストレスが多いと、コルチゾールというストレスホルモンが分泌し、食欲を増進させ、脂肪を蓄えます。後に述べる睡眠不足など、我々は遺伝子的にも、生命の危機があると脂肪を蓄えようとします。
自覚がある場合はもちろん、自覚できてない場合もあります。
環境が変わった場合などは(嬉しいことでも)ストレスになるので、注意しましょう。(引っ越し、転勤、転職、結婚、家族や友人の離別など)
明らかにストレスが多く、食欲が増した場合は、まずストレスを解消しましょう。悩みがあれば相談するなど、無理はしないでください。
ストレス過多の状態では、食欲が抑えられません。ダイエットや肉体改造はそれからです。
食べ過ぎる原因②睡眠不足
睡眠不足になると、食欲を増進させるホルモン「グレリン」が増え、食欲を抑えるホルモンの「レプチン」が減少します。
チューリッヒ大学によると、睡眠5時間以下の人は、6〜7時間の人と比べて4倍太りやすい。
ロンドン大学の研究によると、睡眠6時間以下の人は、1日におよそ385キロカロリー摂取カロリーが増える。
という研究結果もあります。
逆に言えば、しっかり睡眠が取れれば無駄な食欲も減ります。さらに成長ホルモンやメラトニンが分泌されるので、ダイエットに繋がります。
こちらの記事も参考に、時間、質ともにしっかり睡眠をとりましょう。
良い睡眠を取るために必要な3つの要素とは
食べ過ぎる原因③栄養不足
食事の栄養が足りないと満腹感を感じません。十分な栄養が摂れれば、満腹中枢がサインを出すので、満腹感があります。
しかし現代の食事は、炭水化物が多く、タンパク質や脂質、ビタミンなどが不足しがち。なので「まだ栄養が足りないよ」とサインを出すわけです。
必要な栄養素は当然個人差はあります。が、まずはタンパク質、脂質を意識しましょう。ここでは詳しく書きませんが、多くの人にとって優先すべき大事な栄養素なので。
食べ過ぎる原因④血糖値が急上昇する食事をする
砂糖、パン、白米などGI値(グリセミック・インデックス)が高い食品は、血糖値を急激に上げます。すると大量にインスリンが分泌され、今度は低血糖になり、空腹感を感じます。満腹ホルモンのレプチンにも同じ様なことが起こります。
これ繰り返すと、糖尿病の原因にもなります。インスリンが出すぎて効かなくなってくるのです。当然レプチンも効かなくなります。
GI値の高いものはなるべく避けるか、食べる前に繊維ものを摂るなど工夫が必要です。
食べ過ぎる原因⑤有酸素運動のやりすぎ
意外かもしれませんが、心拍数をそれなりに上げる有酸素をやりすぎるのも、食欲過多になります。ストレスホルモンが出るためです。
(これも個人差があり、やって良い人もいます。)
ランニングとか頑張ってるけど、ダイエットに繋がってない方は、やめてみても良いかもしれません。
(代わりに、歩く、早歩き、筋トレなどが良いでしょう)
まとめ
食べすぎてしまうのは、決して意志が弱いとか根性がないとかではありません。それ相応の理由があります。今回は代表的な5つのケースを書きました。
- ストレス
- 睡眠不足
- 栄養不足
- 血糖値が急上昇する食事をする
- 有酸素運動のやりすぎ
思い当たることがあれば、修正・改善はできます。
ストレスが多い、睡眠がどうしても十分に取れないなどの事情がある場合は、そちらを改善する方が先です。無理にダイエットや肉体改造しても上手くいきません。
ぜひ参考にしてください。